前回ご紹介した「野菜のみりんキャラメル」は、今までにない味わいや食感が面白いと好評でした。
さて、野菜の次は、果物!酸味や甘味があり、野菜に比べてジューシーなものが多い果物は、どうなるのだろう…?
研究心に火が付いた山田は、あれこれ作り出しました。今回、出来上がった「果物のみりんキャラメル」の数は、なんと6種類…!試作のアイデアや感想など、余すことなく公開いたします。
柚子
みりんと柚子果汁を混ぜた段階で固まっているような状態に。煮詰めているうちにどんどん固まりになっていくため、半量までは煮詰められなかった。分離しない緩さで作る必要あり。酸っぱい。子どもは好きだった。
ブルーベリー
ワインに合う大人キャラメルを目指し、「ブルーベリー×バルサミコ酢」と「ブルーベリー×黒胡椒」の2種類を作った。「ブルーベリー×バルサミコ酢」の塩梅がとてもよかったので、煮詰めたバルサミコ酢とみりんでも作ってみたい。これも固まるのが早かった。「ブルーベリー×黒胡椒」は、だる甘な感じがなくなり、味にアクセントが出てよかった。
マンゴー
マンゴーの甘みだけではしまりがない味になりそうなので、合わせる香辛料を考えた。紅茶の香り付けやお菓子にも使われるピンクペッパーなら相性が良いかなと使用した。美味しい。
オレンジ
以前作った時はカチカチになってしまったので、生クリームの量を調整して再挑戦。しっかりオレンジ味を感じて美味しい。「オレンジ×黒胡椒」も作ってみたが、味がバラつくのでこれには黒胡椒はいらない。
アプリコット
押したらつぶれる位に熟したアプリコットを使用。アプリコットの程よい酸味と香りが残り、爽やかな後味に仕上がった。みりんとの相性がとてもよい。次は種を割って杏仁も一緒に煮詰めたい。
もも
少しべたつく出来上がり。桃感ゼロで、そのまま食べればよかった…というほどの残念さ。桃の水分を飛ばし、濃縮したエキスで作ったら違うかもしれない。
固さの調整が難しかったが、果物とみりんキャラメルの相性は間違いなしの美味しさ!香辛料などを入れることで、ちょっぴり変わった味づくりを楽しめました♪
みりんクリエイターの挑戦はこれからも続きます…!「こんなの作って欲しい!」「購入したい!」など、ご希望があれば商品化も検討させていただきますので、ぜひお声がけくださいね。

都内で働きながらも家族のために朝からパン作りをしている二児の母。レシピ本を出すのが夢。みりんで美味しいパンを作ってみるということでみりんの魅力再発見プロジェクトに参画。誰もが驚くレシピを考案する「みりんクリエイター」。