みりん(本みりん)はユネスコ無形文化遺産でもある和食にかかせない、万能調味料。醤油と同様に活躍するみりんですが、「脇役」「縁の下の力持ち」という形容詞を使用されることが多いです。今回は、「食以外で」みりんのまちであることを伝えられないのか、研究してみました。
アクセサリー作家・本永さんとの出会い
ある日、本みりん研究所のあるmachiminのイベントに遊びに来られたアクセサリー作家の本永かおりさん。「みりんをアクセサリーで表現できないでしょうか」とお声がけしたところ、「ちょっとやってみます」という返事がすぐに返ってきました。突拍子もない質問だったはずですが、すぐに本永さんの目がキラっとして、ワクワクして妄想が膨らんでいるのが手に取るようにわかりました。
みりんがモチーフに!世界でひとつだけのアクセサリー
数日後、試作してみましたとこんな素敵なアクセサリーが…
「きました!きました!そうです、こんなイメージです!こういうのほしかったです!」とmachiminスタッフみんなで喜びました。イメージを形にできる力ってすごいです。みりんって、すぐにわかりますよね、いい香りがしてきそうです。
それから「イメージが湧いて溢れて、今日もやってみました。」と毎日新しい作品の画像が送られてきます。
※白いのは、みりんの結晶化を表現
※黒いのは、山田さんの研究からヒントを得て、バルサミコ酢とのハーモニーを表現
どれ1つとして同じものがなく、少しずつ表情が違っているのも手作りの魅力です。なにより作り手がワクワクして作ったということが溢れ出ている商品です。アクセサリー作家の活動によって、「みりんを食べ物以外で表現できること」がわかって大興奮でした。身に着けて出かけると、「それかわいいですね!」とお声がけ頂くことがあり、「実はこれ…」とみりんのまちであることを話すきっかけにもなっておすすめです。
machiminで販売していますので、1点ものに出会いにいらしてくださいね。
本永さんのように、みりんを食べ物以外で表現してみたいクリエイターさんも募集しています。
流山市のまちづくり会社(株)WaCreation代表、machiminオーナー。取り組みの一つとして、みりんの魅力を伝えるプロジェクトを立ち上げる。研究員の活動の場づくりとして菓子製造所をつくり、日々企画・営業にむかう二児の母。