コーラの概念を覆す!砂糖不使用みりんクラフトコーラのレシピ開発秘話

みんな大好き「コーラ」!クラフトコーラも大流行した2020年、本みりん研究所では、流山のみりんを使って「ご当地クラフトコーラ」を開発しました!コーラは、砂糖たっぷりで体に悪い印象!?がありますが、もちろん、砂糖不使用で作りました。そこから生まれた驚きのアレンジ法と、それを導き出した思考プロセスをご紹介します。

コーラとは?

19世紀、アメリカの薬剤師が独自の薬用酒「万能薬」として、南北戦争の帰還兵に売っていたもの、それが実は“コーラ”なのです!コカの葉(コカインの原料)とカフェインが多く含まれているコーラの実をワインと混ぜ合わせ発明されました。

しかしその後、アルコールの害を訴える禁酒運動が起き、お酒ではなくシロップを使用して、代用品「コカ・コーラ」を作り、水で薄めて販売しはじめました。ある日、「コカ・コーラ」をうっかり炭酸水で割ってしまったところ、これがお客さんの間で美味しい!と予想外の人気に。炭酸の「コカ・コーラ」はたちまち世界に広がり、現在では形を変えながらも世界中で愛される飲み物になりました。そうして「美味しいコーラ」が追及されるようになり、その過程で砂糖が使用されることになったようです。

開発秘話

薬として売られていたのに、お酒からシロップになり、水から炭酸水になり、使われるスパイスも変わり、美味しくなったけれど、すっかり体に悪い印象になってしまったコーラ。栄養士である佐藤が、「砂糖不使用で体に良くて美味しい!」と言い切れるコーラを、みりんで作ってみました。

まずは、公開されている色々なレシピを参考にして作ってみました。砂糖の代わりに煮切りみりんシロップ(みりんを煮てアルコール分を飛ばしたもの)を使用し、カルダモン・ジンジャー・クローブ・シナモンなどなど、体を温める作用のあるスパイスをたっぷりいれました。万能薬として作られたというのが納得できますね。

色を黒くするために市販のコーラに添加されているカラメル色素は、みりんを焦がす事で香りと色を表現しました。そうして少し淡い色の、優しい甘さのみりんクラフトコーラが完成しました。安心安全の無添加です。

驚きのアレンジも!?

みりんクラフトコーラの材料をおさらいしてみましょう。

冷たいものをつい飲みすぎる季節にもピッタリだな~と思いながらレシピを見ていると…「あ!!!!!!!??これは!!!!」佐藤は気付いてしまったのです。

これです。なんだか分かりますか?

スパイスたっぷり、紅茶に牛乳…そう!チャイです、チャイなんです!!

まさか、コーラがチャイになってしまうのか?恐る恐る、ミルクティーに「みりんコーラシロップ原液」を入れて、ゆっくり混ぜてみました。すると、先ほどまでコーラの香りがしていたシロップによって、ただのミルクティーが完全にチャイへと大変身したのです。科学実験のようでした。これぞ、開発、発明!を感じた瞬間でもありました。

様々な開発プロセス

この開発プロセスを見た手塚さんに言われて気付いたのですが、レシピの理解の仕方には色んなタイプがあれど、私は科学的に「構造で覚えるタイプ」らしいということ。私のレシピ開発は、感覚的なひらめきではなく、理論的に導き出しているということが理解できました。

例えば、“みたらし団子のたれ”がたくさん余ったとします。それを別の使い方をしたいと思ったときに、たれは「みりん・しょうゆで味付けをして、片栗粉でとろみをつける」ということを軸に「しょうゆとだしを加えたらあんかけになる」とか、「酢と中華だしを加えて中華炒めの味付けに使える」といった感じで考えています。

そういえば最初に考案したみりんマシュマロも、第三者に「みりんグミが、みりんシロップとゼラチンでできるのではないか」と聞かれ、「フルーツピューレ、砂糖、ゼラチン」でできているフランス菓子のギモーブが思い浮かび、フルーツピューレと砂糖をみりんシロップに置き換えてみたのがはじまりでした。

(ひらめきタイプに強い憧れはありますが、)色んなタイプがいて、それぞれの良い所を掛け合わせていけたら、とんでもない所まで行けそうな気がしてきました。商品開発を仕事にできるのかもしれません、どうぞご贔屓に…

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