肉や魚の臭み消しや煮崩れ防止、テリやツヤを出すなど、料理に欠かせない「みりん」。和食や煮物に使うイメージが強いですが、みりんの活用方法はまだまだあります!
そこで、本みりん研究所の研究員が、今すぐ試してみたくなるような“本みりんの意外な使い方”を研究しご紹介します!第1回目は「みりん×トマト」編。甘酸っぱいトマトをみりんと合わせることで、とっても美味しいスイーツが出来るんです♪レシピも掲載しましたので、みりん×トマトのスイーツをぜひお試しください。
みりんでトマトのコンポート
レシピ(4個分)
1.トマトを洗い十文字に浅く切り目を入れる
2.トマトを熱湯につけて冷水にとり、皮をむく
3.鍋にみりん(450g)を入れて沸騰したら弱火にし、2/3量(300g)になるまで煮詰める
4.弱火のまま皮をむいたトマトを入れ、1〜2分煮る(その間、トマト全体が満遍なくみりんに浸かるようひっくり返す)
5.トマトと煮詰めたみりん(以下「みりんシロップ」という)を冷蔵庫で冷やして完成
研究員コメント
食べるとみりんの甘味がジュワッと広がり、ぶどうや桃のようなジューシーさ。野菜だと思っていたトマトが果物のようになって驚き!
みりんシロップがけトマトシャーベット
レシピ
1.トマトを洗い十文字に浅く切り目を入れる
2.トマトを熱湯につけて冷水にとり、皮をむく
3.トマトを凍らし、シャーベットにする
4.みりんシロップをかけて完成
研究員コメント
横にバニラアイスを添えるとよりリッチに!トマトとバニラアイスの紅白の色合いも可愛らしく、お正月やひな祭りなど、おめでたい日のデザートにもおすすめ。
みりんトマトのシュワシュワゼリー
レシピ(1個分)
1.「みりんでトマトのコンポート」のレシピでミニトマトのコンポートを5個作り、半分に切る
2.ゼラチン(2g)を熱湯(大さじ1)で溶かす
3.「みりんでトマトのコンポート」で作ったみりんシロップ(40g)、炭酸水(60g)、レモン汁(小さじ1)、②を入れてよく混ぜる
4.容器に①と③を入れる
5.冷蔵庫で冷やし固めて完成
研究員コメント
炭酸水がない場合は水でもok!すっきりとしたみりんの甘味とトマトの酸味で、爽やかな仕上がり。
みりんトマトのなめらかゼリー
レシピ(4個分)
1.「みりんでトマトのコンポート」で作ったトマト3個(約300g)とみりんシロップ(160g)をブレンダーにかけてなめらかにする
2.ゼラチン(10g)を熱湯(80g)でふやかす
3.①に②を加えてよく混ぜ、容器に入れる
4.冷蔵庫で冷やし固めて完成
研究員コメント
生クリームやアイス、「みりんでトマトのコンポート」で作ったトマトを添えればパフェ風に!トマト嫌いのお子様でも食べられるかも!?
日本発酵文化協会認定 発酵マイスター。白みりん発祥の地・流山のmachiminと出会い、もっとたくさんの人に発酵食品であるみりんの魅力を広めていきたい!と「本みりん研究所」を立ち上げる。現在育休中の一児の母。