みりんかふぇ開催レポート(Kanade流山セントラルパーク保育園、長野県飯綱町、のだのこども園)

みりん研究員活動記録

2019年8月4日から3回に渡って、佐藤研究員が「みりんかふぇ」を開催しました。たくさんの方に楽しんでいただいた開催の様子をご紹介します。

「みりんかふぇ」とは?

移住者が多い流山市。子ども達にとっては地元となる”わがまち”を知ることや、多様な人と交流をする事をコンセプトに、本みりんを使ったスイーツを「みんなで作って、みんなで食べる」企画です。

【8/4開催】Kanade流山セントラルパーク保育園

子育て世代のファミリー向けに、みんなで作って食べられる、みりんスイーツ作りを体験しながら、交流をしていただきました。 今回は、手に入りやすい材料で、子どもと一緒に簡単に楽しく作れて、もちろん美味しい。そんなみりんスイーツをご用意しました。

<メニューの内容>
・ビール風みりんゼリー
・みりんレモンソーダ

まず、初対面の方同士グループになっていただき、みりんそのものの味を再確認していただくため、煮詰めたみりんを味見していただきました。

「え!?みりんってこんなに甘いの?いいかおり!」「普通のみりんじゃないよね?」「砂糖入ってないの?」「あ~、なんか懐かしい味!」と、みなさま驚きの様子。

そして、煮詰めたみりんをソーダで割り、みりんレモンソーダを作りました。砂糖が入っていないのにお子様も飲みやすい甘みで、「すっきりして美味しい!」と好評でした。

さらに、ビール風みりんゼリーでは、ビールの泡部分を各自で手作りしました。シャカシャカと泡を混ぜながら楽しみ、「みりんとゼラチンで出来るなら家でもやってみよう!」と喜んでいただけました。

最後に、「煮切りみりんを何に使ってみたいか」について話し合っていただきました。「パンケーキ、ヨーグルトなどにかける!」「クッキーとかケーキに入れて作ってみたい!」「ハイボールに入れたい(パパ)!」と、想像を膨らませて下さいました。

【8/21開催】長野県飯綱町

長野県飯綱町はりんごの産地。流山の小学生と一緒に、普段は商品にならない摘果りんご(※1)を、みりんで美味しく加工できないかと考え、商品開発を行いました。実際に出来上がった商品を地元の方々にご試食いただきました。

(※1)美味しいりんごを作るために、間引きしたりんごのこと。

<メニューの内容>
・タピオカ風みりんごソーダ
・ビール風みりんごゼリー
・みりんグリッシーニ~みりんごジャムとみりんキャラメルを添えて~

実際に食べていただくと、「このりんご、摘果りんごなの!?こんなにおいしくなるんだ!」「これ、みりんなの!?」と驚きの声。砂糖不使用である事、その甘みのスッキリ感、摘果りんご×みりんの美味しさを味わっていただきました。

小学生も、自分たちが考え作ったものを「おいしい」と直接言ってもらえたことに、とても喜び、ホッとしていました!

【9/14開催】のだのこども園

子育て世代のファミリー向けに、みんなで作って食べられる、みりんスイーツ作りを体験しながら、交流をしていただきました。今回は流山市をでて、おとなりの野田市での開催。野田の産品である醤油を取り入れたメニューをご用意しました。

<メニューの内容>
・みたらし団子
・みりんレモンソーダ

まずは、煮詰めたみりんを味見していただきました。そして、しょうゆを2~3滴たらすとメープルシロップのような香りが広がる事、さらにしょうゆを足すとみたらしダレができる事を体感していただきました。それぞれが作ったオリジナルのタレを味見し合って、ワイワイと楽しんでくださっていました。

また、前日が十五夜だったことから、保育園の先生と子どもたちでみたらし団子を作っていたそうです。その時と味比べしてくれた子どもたちから、「こっちのタレのほうがおいしい」、「これが良かった!来年はこれでやりたいね。」との嬉しいお声もいただきました。

そして、飯綱町に一緒に行った小学生が、スタッフとして手伝ってくれたこともあり、なんと参加者の小学生までもが手伝ってくれ、しっかりとみりんの魅力について語ってくれていました。もう立派なみりん研究員です。

みりんかふぇを開催して

参加者が参加者で終わるのではなく、主体的に、こうしてみよう、これはどう?と楽しそうに意見を交わしていたのが印象的でした。 そうしてまちに興味を持ち、当事者として楽しみ、盛り上げていく人が増えていく様子が、とても嬉しかったです。

保育園、こども園では、子どもから30~40代の方々に、飯綱町では地元のおじいちゃんおばあちゃんに、と、幅広い年齢の方に食べていただいたことから、それぞれの年齢ならではの好みや心配事(子どもならみりんのアルコール分、お年寄りならグミが大きいと吸うのが怖かったり、硬いものは食べられなかったり)を知ることができました。

また、たくさんの方に流山やみりんのことをお伝え出来、さらにいろんなアイデアをいただき、新たな可能性を発見することができました。

これからもみりんの活用法や楽しみ方を発信し、みりんの魅力を伝えて行けたらと思います。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

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